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WordBench熊本 スペシャルver. WordPressの過去・現在・未来

約 9 分
WordBench熊本 スペシャルver. WordPressの過去・現在・未来

2部.「WordPressの過去・現在・未来 ~WordPressとWeb業界はどうなる?~+質問会」では、
パネリスト3名と、ファシリテーター建山さんによるトークセッションでした。

パネリスト
星野邦敏(ほしのくにとし)さん、
三好 隆之(みよしたかゆき)さん、プラグインContact Form 7作者・WordBench発起人
北島 卓 (きたじまたかし)さん、プラグインMW WP Form作者・WordBench長崎
ファシリテーター
建山 晃徳(たてやまあきのり)さん、WordBench熊本

豪華なゲストとのトークセッション

星野さん

Q.星野さんはWPなどの本を書いていらっしゃいますが、そのきっかけについてお伺いできますか?

星野さん:技術なかった方頃、WP関係の裏方時代、会場の斡旋、裏方やっていたら、必然的に登録者として名前を書くことが多く、名前が出るようになってきた。
そこからWP関係の問い合わせなどが入るようになってきた。

たまたまなこともあるが、断らなかったこともあり、その後も本の依頼がくるようになった。今も1冊書いている途中。
WordPressの書籍は「出せば売れる」という、書籍の業界では特殊な分野でした。

三好さん

Q.三好さんは、何がきっかけでWordPressに関わることになりましたか?

三好さん:会社を辞めて独立したいと考えていました。
2004年に技術がなかったが、WordPressのような土台があればできると思ったのがきっかけ。
独立1年目の事業はポシャったが、その後もWordPressを使って制作などを行っていた。
2004年頃、日本ではCMSがそんなに認知されていなかった。

Q.Contact Form 7をつくったきっかけは?

三好さん:2007年お客様からサイト制作の依頼と同時に、その時あったフォームのプラグインを改良して作成した。
基本的には自分のために使用していて、人のためではなかった。

Q.他の人もカスタマイズして利用出来るスタンスは汎用性を意識しているのか?

三好さん:自分のために作っている。

Q.三好さんも、本を書いていらっしゃいますよね。

三好さん:本も書いたが、売れない…。
サイトの拡張性を飛躍的に高める WordPressプラグイン開発のバイブル

星野さん:難しすぎるからだよ。入門書籍はよく売れる傾向にある。
Office書籍も入門が売れるでしょ。(会場笑)

三好さん:プラグイン開発の本は今まで出てなかったが、天下のオライリーから出たら買うよね。
WordPressによるWebアプリケーション開発

Q.北島さんは、WordPressにいつごろから関わったんですか?

北島さん:何年とか覚えていないけれど、自分のブログを書くために覚えていた。
学生の頃、自分のブログを別のシステムで書いていたが、おかしな動きをしていたので、動的なWordPressがいいと思い使い始めたのがきっかけ。

北島さん

Q.Contact Form 7があるのに敢えて、MW WP Formを作ったのはなぜ?

北島さん:自分のためにつくったというのが理由。
お客さんの要望が多い、確認画面がなかったため。
他にも、デザインしたりカスタマイズ性など含めて、人のためではなく、自分が使いやすいためというのが理由です。

Q.CMSは他にもあるが、WordPressに未だ需要があるのはなぜだと思いますか?

星野さん:言語、ライセンス、コミュニティの3つがあると思う。
日本語にローカライズされているかどうか?
WordPressの日本語化は、現在60カ国の中で初めて言語化された国。
WordPressは無料で使え、古いバージョンの関数を切り捨てていない。
非推奨ではあっても使えるので、学習コストがかからない。MTはそこを切り捨てている。
コミュニティについては、WordPressの新参者だった時にいろんなセミナーに行ったけれど、その頃から企業の絡みがなかった。
コミュニティベースのふんわり感があって、わからなくても気軽に聞けるし、教えてもらえる環境もあって流行ったのでは?
2011年ごろVerが3Kになってカスタム投稿があり、企業サイトとしても使いやすくなった。
博報堂などでもそのころからWordPressを提案されるようになっていったこともあり、WordPressを知っている人の所にお金が集まりやすくなり今のように広がってきた。

三好さん:WordPressが出来て12年くらい。まだ伸びている。
一般的にみたら、一部では落ち目とも言われているが(レガシーなど)、未だ成長している。
だいたい10年経てば、開発が消えていく傾向にあるが、WordPressは開発が止まっていなく、年3回くらいVerUPしているし、まだいけると思う。
なぜWordPressをやるかというと、WordPressに関わっている人も多い。

北島さん:ユーザー視点で使っていたので、お二方のようではなく、聞いていてすごいと感じた。

Q.北島さん、公式DTにテーマを登録した理由は?

北島さん:WordCamp Kansaiのテーマをつくるイベントに参加したのがきっかけ。
当初、登録までは意識していなかったが、イベント終了後も持ち帰って作成し、登録した。
今も申請中のテーマが1件あるが、それは自分の業務用に作った。
公式DTに上げれば、自動UDもできるのが理油。
自分のサイトが例えば100サイトあった場合、1つ1つをいちいち更新しないといけない手間を省きたかった。

Q.将来的にWordPressはどうなっていくと思いますか?

星野さん:サーバーインストール型のオープンソースは変わらない。
アメブロ、Jimdo、BiNDクラウドさんもMovable Typeクラウドなど、ASP側のアカウントをとって、今回のWeb Designing(マイナビBooks)でも特集されていたように、変わっていく可能性はある。
ビジネスモデルは変わっても、シェアは変わらないのでは?

三好さん:逆に、よく今までWordPressが保っていることが驚き。
5年経って、シェアもコミュニティも元気なので、将来的にも5年くらいは大丈夫では?
サーバー周りの環境はすごく変わっている。それでもWordPressが生き残る秘訣は何かな?
その何かがあれば生き残るかもしれない。
今のところ、他のサービスをみていて、なかなか覆すほどの何かがが出てきているとは感じない。
これから何かが出てきてほしい期待もある。
AWSクラウドを100%活かしている仕組みはない。
土台に使いやすい仕組みはまだなさそう。
土台から仕組みを覆すものが出てきたら、すごく楽しみ。それが出てきた時にはすぐに乗り換えたい。

Q.そのときはContact Form 7は?

三好さん:変わってもいい。メールフォームを利用するシステム自体が古い。

北島さん:コードが古いといわれ、技術者が離れていったときが危ないのでは?

Q.Web業界に焦点を当てたときにどうなっていくか?

北島さん:年々単価も下がっている。
自分でオリジナルデザインをして、ILするより、ASPを提案する場合もある。
2極化していくのでは?

三好さん:若い人がでてきているので、将来食べていけるか不安です。(笑)

星野さん:北島さんに近くて、2極化すると思っている。
制作の単価、大きい案件は絶対なくならない。
いろんな人が関わっていて、Webを作るだけではなく、ディレクション、周囲の説得など1千万単価のものはなくならない。
一方で、こらから会社を作りたい人は、それが必要なく、パッケージされたテンプレートがあり安価なセットプランが出てきそう。
機能+デザイン含めたものなどのパッケージ化。

参加者からの質問タイム(一部を記載)

質問タイム

Q.使う側の立場から質問ですが、テンプレートでSEOに強いと謳ったものがあるが、それを使うとほんとうに強くなるか?

星野さん:テンプレート変更すると、一時的にindexが落ちることはある。しばらくしたら戻ることはあるが、保証はできない…。
HTMLの構造が変われば一度クロールしてその時期に落ちる。
SEOに関しては、内部構造に特化しているが、他の環境によっても変わる場合がある。
SEOに強いを何に特化しているかはわからないが、条件分岐の書き方?
それぞれの構造や、内部リンクの対応、Webマスターツールとの連携がしやすいとか、がちゃんとしているよと言っているのかな?

北島さん:テンプレートを公開する時点でそこまではない。
「記述がバリッとしていないと」というのはある。

Q.Web開発の依頼受けたときに、WordPressの必要がない・使わないなと思った経験はありますか?
(WordPressでは許容オーバーと思ったことは?)

星野さん:ない。
制作を初めて8年目になるが案件の依頼がある時点で、選定要件がWordPressかも。
大企業の場合、個人情報をオープンソースでつくるの?損害賠償まで責任負うのか?という問題があり、技術的な要因でははない場合で、お断りしたことはあるかな。

北島さん:WordPress案件しか依頼がこない。
ネットショップなどの依頼がきたときは、WordPressを使わなかった。
基本的に人のプラグインを信用していない。
個人情報を扱うプラグインを使ったりして、後で情報流出などあっても怖いので、その場合には提案段階で、想定していない。

最後に

パネリストの方へ感想をお願いします。
北島さん:急に前に出され、非常に困惑しました…。が、
雰囲気が良くて、楽しかった。懇親会でもよろしくお願いします。

三好さん:急に前に出され、非常に困惑しましたw。
雰囲気が良くて、楽しかった。また、お話できればと思います。

星野さん:まず、未来会議室(コワーキング)と建山さんにお世話になりました。
観光も兼ねて自費で来ました。月曜日までいますので、懇親会では熊本のこと含めいろいろ教えてください。
熊本のコミュニティは雰囲気がいいので、今後もWordBench熊本続いていくのかな、と思います。
また、1、2年後に伺いたいです。

END.

トークセッション終了後、集合写真を撮影し、同会場にて懇親会が行われました。
有意義なお話と、イベント企画ありがとうございました。
WordPressの過去・現在・未来

その後、4次会まであったそうですw

PS.トークセッションの内容ですが、後日調べたり、一部編集している箇所もあります。
それ違うよ〜というご指摘があればご連絡いただければ幸いです。

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